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日本の青年議員と中身のある交流を!

2011-06-29 19:01:29     cri    

中国共産党中央対外連絡部二局(北東アジア・インドシナ地域担当)・趙世通副局長インタビュー

                   今年は、中国共産党創立90周年の記念の年です。そこで、6月28日午後、中国共産党の中央対外連絡部を訪ね、北東アジア地域とインドシナ地域を担当する二局の趙世通副局長に、両地域の政党間交流について聞きました。

 まず趙副局長は、中国共産党90年の歴史の中での政党間交流を紹介してくれましたが、その中で興味深かったのは、改革開放が始まるきっかけとなった1978年の中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議を境に、政党間交流が大きく変わったと言うことです。それまでは、主に社会主義政党との交流が中心でしたが、この第11期3中全会で「独立自主、完全平等、相互尊重、内部事務相互不干渉」という党間関係四原則を打ち出し、新しい党間交流の形が樹立されました。そこに、革命政党から政権党へ大きく舵を切った中国共産党の転機があったのでしょう。

 その後は、党間関係四原則を踏まえ、交流を望むすべての諸外国の政党と新型党間交流協力関係を発展させていくとの方針の下で、中国共産党の対外交流は発展してきたそうです。

 そして、趙副局長は、中国共産党創立90周年、および第12次5カ年計画の開始という年にあたり、党の対外活動の4つの取り組みとして、中国の対外関係の発展のための重要なルートになる、国際社会に党の良いイメージを示す窓口になる、党員・党幹部が世界を観察・研究する重要なプラットフォームになる、外国の経験を参考にし中央の政策決定に奉仕する重要なルートになる、ということをあげましたが、ここに語られたことの中に、政策の基本的な方向性を党が示し、政府がそれを実行するという、党と政府の関係が見えるように思いました。

 質疑応答では、日本は2年前に本格的政権交代が実現し、今後も政権党が変わることが予想されますが、中国共産党としては、日本の与党と野党でつきあい方が変わるというようなことはありますか、との質問に対し、日本の政権交代など政局には、中国共産党は、内政不干渉の立場から関わらない。与党も野党も区別なく政党間交流をしているとのことでした。さらに、民主党、自民党、公明党とは交流協議機構を設立し、実務的協力を深めてきている。特に、中日間の困難な局面になったときには、こうした政党交流が大きな役割を果たしているという話では、確かに古くは日中国交正常化以前から、政府間とは別の政党間交流が日中間の様々な問題解決に大きな力になってきたことを思い出しましたし、今後もうまく機能していって欲しいと思います。

趙世通副局長

大野清司

 次に、将来の100周年などを担う若者たちとの交流について、特に、日本では中国共産党と違い、政党に若者が組織されていることが少ないので、そうした中で若者の交流をどう進めていこうと思っているか聞きました。

 従来、中日の政府間では6000人の青年交流などの協定が結ばれ、実施してきているが、今後はさらにそれを拡大して行きたい。また、日本では先の総選挙でも若手議員が大量に誕生したし、また日中交流の様々な場所で若い人たちが増えてきて、今後は交流の形も変わっていくべきだと思う。特に、政党間交流でも、そうした青年議員とより実際的な中身のある経験交流、政策協議を進めて行ければと考えているということでした。従来の単なる友好往来から、一歩踏み込んだ実務レベルの交流を若い世代の間で進めて行くことは、今後の日中関係にとって、非常に大きな力となると思います。

 

 ところで、共産党と聞くと、どうしても強面のイメージがあって、ちょっと身構えがちです。私も、正直に言うと、今回の取材では、前の晩からかなり緊張していました。ところが、実際に趙副局長を前にすると、その笑顔に引き込まれ、いつの間にか緊張を忘れて、話に聞き入っていました。

 最後に、若い副局長さんでビックリしました、と言うと、いやもう40を超えてますよと、はにかみながらおしゃってましたが、その笑顔はどう見ても30代半ばにしか見えません。こういう人が、中国共産党の窓口として接してくれれば、日本の人々もきっと笑顔で応対し、ほのぼのとした気持ちになるのではないでしょうか。そう言う意味では、今年90周年を迎えての4つの取り組みの一つ、国際社会に党の良好なイメージを示す重要な窓口になると言う目標には、ぴったりの人だと思いました。(文:大野清司、写真:王小燕)

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