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中国首相、欧州を訪問

2011-06-24 14:17:48     cri    

























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 中国の温家宝首相は24日から28日まで、ハンガリー、イギリス、ドイツを公式訪問しています。この訪問は、中国の第12次5カ年計画が始まってから初めての、欧州に対する重要な外交活動です。その目的は関係国との意思の疎通と協力を促進することにあります。長い間、中国と欧州の経済貿易協力は、外部から注目されてきました。温家宝首相の今回の訪問は、欧州の国家債務危機がますます厳しくなる中で行われますが、中国の指導者の欧州訪問が、欧州同盟(EU)の危機克服にどのような役割を果たせるか。また、ユーロの値下がりおよび、欧州経済が回復する過程で表われた不安定性によって、中国が欧州の国家債券を購入することは、中国自身の経済発展にリスクをもたらさないのでしょうか。こうしたことについて、中国人民大学商学部の王亜星教授に聞いてみました。

 王亜星教授は、「温首相の今回の欧州訪問は、中国と欧州の貿易協力のレベルを引き上げ、双方の重要なプロジェクトでの協力を推進するとともに、中国と欧州の貿易関係を安定させ、均衡を保つ方向に向かわせるだろう」と述べています。

 「温首相の今回の欧州訪問はタイムリーなもので、非常に重要だ。この訪問により、中国と欧州の重要なプロジェクトの協力が大きく進むと共に、双方の間の貿易摩擦がある程度緩和されるだろう」

 5月14日に、EUが、中国から輸入したアート印刷紙に対し、反ダンピング税および反補助税の徴収を発表してから、中国とEU の貿易摩擦がエスカレートしています。これに対し、王亜星教授は、「中国の対外貿易総量は非常に大きい。EUのこの2つの反ダンピング措置は、主に市場競争の圧力を緩和させるためのものであり、政治的な要素は少ない」と強調しています。

 「中国とEUの貿易摩擦はずっと存在しているが、特にここ2年間は、金融危機の激化に伴い、中国に対するEUの反ダンピング措置が強化されてきた。しかし、危機の中で一時的に出てきたこうした貿易摩擦は、双方の全般的な発展および今後の協力に影響することはない。こうした摩擦に対し、われわれは筋道立った態度をおしとおし、政府間のハイレベル対話を通じて解決する一方、世界貿易機関(WTO)などの紛争解決システムを通じて、緩和させることもできる。この紛争を双方の関係を破壊する不調和な要因と見なさないことだ。これは双方の貿易の方向性に影響することはない」

 また、温首相の欧州訪問に対し、中国、ヨーロッパ双方のメディアが非常に注目しています。それは特に、今回の訪問が、ユーロ圏の金融安定がより厳しい困難に向かっている中で行われているからです。温首相はかつて、一部の欧州の国の債務危機の克服を支援すると約束したことがあります。そのため、中国が欧州の主権債務の購入によって自国の経済発展にリスクをもたらすことはないのかとの質問に対して、王教授は「中国は欧州主権債務の購入には慎重な態度で臨むべきだ。一旦リスクが顕在化すれば、大きな影響は免れない。欧州債務危機の期間中には、欧州からの輸入、特に、必要とする先端技術の輸入を拡大するべきだ。これは双方の貿易関係の均衡と安定にプラスとなる」と述べました。(翻訳:董燕華)

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