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温家宝首相、福島の被災地を訪問

2011-05-22 13:58:35     cri    























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 日本で第4回中日韓首脳会合に出席している中国の温家宝首相は、日本時間の21日12時ごろ仙台空港に到着しました。温家宝首相は東日本大震災で深刻な被害を受けた名取市閖上(ゆりあげ)地区を訪れた後、福島県福島市にあるあづま総合運動公園避難所を訪問し、菅直人首相、及び韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と共に、被災地住民を慰問しました。

 日本時間の午後3時過ぎ、あづま総合運動公園避難所前はメディア関係者と住民で埋まっています。現地に住む中国人も大勢駆けつけて、温首相の訪問を歓迎しています。温首相は、「巨大な災害により、日本の国民は大きな財産損失を被ったとともに、苦痛を嘗めている。私はここにきて、中国政府及び中国の国民の日本の国民、福島の住民へのお見舞いの気持ちを伝えると共に、なくなられた方々に深い哀悼の意を示したい。今回、福島に来たのは私個人の決断であり、福島に来て被災地の住民を自ら見舞うことは、中国人の日本人に対する思いと応援の気持ちを伝えることができると思ったからだ」と述べました。

 温首相は避難所で被災者たちと一緒に座り、世間話をしました。原発周辺の自主非難地域の葛尾村(かつらおむら)に住んでいた松本重子(まつもとしげこ)さんに、温首相と話したことを聞きますと、「元気ですかって、お元気のようですねって、職業なんですかって聞かれたんですけど、私は田んぼと牛ですって。年はいくつかですかって聞かれたので、75と言ったら、あっちは70歳です。5歳上ですね。お元気でって、暖かい人だなあと思って、人情深い方だと、そんな感じはしましたね。やさしそうな、いつも会ってるような、親しみのあるような感じでした」 と語りました。

 温首相といえば、日本でも「親民」(庶民にやさしい)のイメージが強いですが、今回、温首相と触れ合った被災者たちが温首相に対するイメージを語った際、「親切」という言葉がよく使われました。伊賀さんは二人の娘さんを持つ若い母親です。娘さんは温首相からパンダのぬいぐるみをもらって、喜んで体育館内を走り回っているということです。伊賀は、「だいぶ喜んでいます。やっぱりぬいぐるみの中では、パンダが一番好きで、すごく喜んでいますね。偉い人なんだけど、見た目がすごい優しそうな方で、馴染みやすそうなえらい人、おじさんみたいな、すごく優しい人でしたね」 と述べました。

 温家宝首相は福島の被災者たちに、懐中電灯やラジオ、Tシャツ、音楽のCDなど多くの記念品を持ちました。避難所を離れる前、温首相は、「一生懸命頑張れば、日本の国民は必ずや自分の力で故郷を復旧できると信じている。今日、大きな被災を受けた日本の国民の落ち着き、団結、粘り強さと一生懸命頑張る精神を見せてくれた。多くの日本の友人に落書きを頼まれたが、『自信』・『勇気』と書いた。自身と勇気さえあれば、日本は原発事故を適切に処理し、美しい故郷を復旧できると信じている」と語りました。

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