会員登録

 リスナーの杭州遊覧感想文

2010-12-21 19:45:14     cri    

 二日目は西湖と霊隠寺に向かいます。


西湖石塔

 杭州の西湖は20年前に訪れた時と同じく、どの景観を撮っても見事な一枚の絵模様となり、再度感動しました。この湖を遊覧船で回っていた時、ガイドさんが「皆さんのお財布から1元札を取り出して下さい」と言われ、どうしたのだろうといぶかりながらも1元札を取り出し、言われた通りに裏返してみると、そこには画が描かれていました。そしてこの画は湖の画で、中央に3個石塔が立っています。今、丁度我々が見ているのと全く同じ景色が1元札の裏に描かれていたのです。これは明代に建造された2㍍の石塔3基だそうで、石塔の洞に薄い紙を張って灯をともすと、漏れる灯光が小さな月のように見えて、空の月とあい照らすとのことでとてもロマンチックな気分に浸れました。それと同時に、こんな身近な所にも西湖はあったのだと妙な感激をも覚えました。

 霊隠寺は西湖の近くにあって中国禅宗十大古刹の一つで、その歴史は二千年以上にのぼるそうです。326年にインドの高僧・慧理によって建立され、最盛期の10世紀頃は3000人以上の僧が居たそうです。そして、寺内には中国最大の木彫り釈迦弁尼の座像が安置されています。この寺は西湖では最も古い仏教の寺だそうです。


霊隠寺石仏

 境内には岩に彫られた300を超える石仏があり、これは本当に圧巻でした。特に目を奪われたのは「五百羅漢堂」です。堂内にそれこそ500体もの羅漢がびっしり並んでいます。この羅漢さんの内には自分に似た顔があるということで、いろいろ見て回りましたが、ほとんどがお年寄りの羅漢さんで、とうとう見つけることが出来ませんでした。

1 2 3 4 5 6
関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS