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<温首相歴訪>EU首脳や財界人の前で演説

2010-10-07 14:21:17     cri    

























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 ヨーロッパを歴訪している中国の温家宝首相は6日、訪問先のブリュッセルで、欧州連合(EU)の首脳および財界人らを前に演説し、中国とEUが外交関係を締結して以来35年間の経済協力を紹介しました。

 温家宝首相は冒頭で、中国とEUの貿易の急速な成長を強調し、「EUの統計によると、世界的な金融危機が広がっていた2008年と2009年、EUの輸出は世界全体では下落したが、中国に対してだけ、4%上昇した。また、今年前半、中国に対するEUの輸出額は去年同期に比べ42%増加した」と語っています。

 中国とEUが外交関係を締結して、今年で35年となります。この35年間で、双方の貿易額は150倍以上増加しました。中国にとって、EUは6年連続で最大の貿易相手であり、中国は、EUにとって2番目の貿易パートナーとなっています。また、中国の外資導入において、EUの投資額は3番目に大きく、700億ドルを超えています。それと同時に、中国への製品の輸出により、EUでは、年間およそ300万人の雇用機会がつくられているということです。これについて、温首相は「中国はヨーロッパの経済回復や債務危機からの脱出を引き続き支援していく」とした上で、「我々は黒字貿易ではなく、バランスの取れた持続可能な貿易を目標としている。金融危機が広がった2009年1月の寒い日、私はヨーロッパを訪問したが、その訪問では、金融危機を乗り越えるために励ましのメッセージを伝えるとともに、ヨーロッパ諸国の製品を買う使節団を連れてきた。EUは中国の戦略的パートナーである。ユーロ圏で困難が発生したとき、中国は傍観せず、援助の手を差し伸べた」と述べました。

 また、温首相はEUの首脳や財界の人々に対して、貿易の不均衡や人民元相場などの問題を見極め、誤解を解消し、貿易関係をますます推進するよう求め、「中国は変わることなく、改革開放を続けていく。中国が成長するにはそうするしかない。改革開放に基づく政策に変わりはないが、1つ、変化があった。それは、中国における外資の管理が強化され、投資環境がより秩序あるものになったことである」と述べています。 

 EUでは、より高いレベルの一体化と経済成長を目指して、「リスボン条約」と「欧州2020」という戦略が実施されています。その一方で、中国は内需拡大を柱にして、経済成長モデルの転換や経済構造の調整を加速しており、これは国内では投資と消費の需要を大きく拡大するとともに、世界各国の企業に大きなビジネスチャンスを提供しています。これを受けて、温家宝首相は経済関係を包括的に考え、各分野での協力をより積極的に推し進めることを呼びかけています。

 「EUの経済界が中国を理解し、支持してくれるよう期待する。経済協力を含む中国とEUの戦略的パートナーシップを推進するために手を携えよう!」(翻訳:鵬)

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