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中国、国連枠組み下の気候変動会議を初めて主催

2010-09-30 15:52:16     cri    

























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 中国は、「国連気候変動枠組条約」の会議を初めて主催します。この会議は10月4日から9日まで中国の天津市で行われ、国連気候変動枠組条約と京都議定書の締約国、オブザーバー国、国連の関連機関、政府間組織、NGO及びメディア代表3000人が参加します。

 国家発展と改革委員会の解振華副主任は、29日の記者会見で、「中国政府がこの会議を主催する目的は、『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』が交渉のメインルートとしての地位を維持し、気候変動交渉で全面的かつバランスの取れた成果を収めることに尽力していくことである。会議の準備はもう出来ている」と述べました。

 現在、中国は次の5ヵ年計画を策定しているところです。その中の一つの重点的な活動は、気候変動への対応と二酸化炭素排出の削減です。解振華副主任によりますと、中国は発展途上国として発展する中で民生を改善し、温室効果ガスの排出を削減し、環境保全を図ります。中国が直面している問題は、おそらく先進国よりもっと多く、もっと難しくなっています。しかし、人類の共同の目標と共同の利益を実現するため、中国は積極的な措置を取っています。これが中国の気候変動に対応する姿勢です。

 解副主任は、29日の記者会見で中国の気候変動への対応と二酸化炭素排出削減活動の内容と具体的な目標について、「中国はコペンハーゲン会議開催の前に、2020年までに単位GDP当たりの二酸化炭素排出量を2005年の40%から45%削減する。一次エネルギーに占める非化石エネルギーを15%上げ、森林面積を4000万ヘクタール増やすなどの目標を打ち出した。この目標を実現するため、気候変動対策に関する法制度を整備し、省エネ意識の啓発活動をすると共に法律や法規で人々の行動を制限する。さらに発展の方法を調整し、消費のパターンを変え、中国社会を省エネ、環境保全、低炭素の道に導いていく」と述べました。

 気候変動への対応は人類の共同の活動で、世界各国の参加が必要であり、特に中国とアメリカの参加が非常に重要です。これについて、解副主任は「現在、中国とアメリカやヨーロッパ、日本、カナダ、オーストラリア、インド、ブラジル、南アフリカ及び77ヵ国グループ、そのほかの発展途上国との間には交渉、対話と協力のメカニズムが設置された。この中で各国の協力の下で気候変動問題に対応すべきだ。また、交渉には公開、透明などの原則が必要だ」と話しました。

 なお、この会議の後、10日と11日に中国、インド、ブラジルと南アフリカの4ヵ国は、気候変動について閣僚級会議を開きます。(担当:任春生)

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