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6月のOECD加盟国の景気先行指数は低下

2010-08-07 13:59:18     cri     [A  A  A]

 本部がパリにあるOECD・経済協力開発機構は6日、総合経済先行指数報告を発表し、「加盟国の経済回復が遅れているというシグナルは6月にさらに著しくなった」としています。

 この報告によりますと、調整後の6月のOECD地域の景気先行指数はその先月より0.1ポイント低下し、去年下半期以来10カ月連続して増加していた状態が初めてマイナス成長になりました。これにより、主要国の経済成長周期がピークとなる可能性を示す形となりました。

 国別から見て、ドイツ、日本、ロシアの先行指数は引き続き成長していますが、フランス、イタリア、中国、インド、イギリス、カナダ、アメリカ、ブラジルはいずれも、マイナス成長或いはゼロ成長となっています。

 ユーロ圏の6月の先行指数は先月より0.1ポイント成長あがったものの、原動力は不足状態にあります。一方、主要7カ国のその指数は6月に0.1ポイント低下しましたが、OECD7カ国の経済は依然として拡張期にあると見られます。

 また報告では、「経済回復初期に強い原動力を見せた中国とインドの経済の増加速度が遅くなったことが指数全体に影響する要素となっている」としています。(翻訳:玉華)

   
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