OECD・経済協力開発機構は13日、報告を発表し「2月の加盟30カ国全体の失業率は先月と比べ0.1ポイント下がり、8.6%に達し、失業者数は4590万人までに上った」と発表しました。
報告書は「各国間に差はあるものの、先月に比べ、就職市場全体は安定している」と指摘しました。
データによりますと、加盟国全体の失業率は昨年同期と比べ1%増え、新規失業者数は540万人で、第二次世界大戦後の最高レベルに近づいています。
加盟国の中で、スペインが19%の失業率でランキング1位となり、スロバキアの失業率は14.2%で2位、続いてアイルランドが13.2%で3位となっています。アメリカとカナダの失業率はそれぞれ9.7%と8.2%です。ノルウェーとオランダの失業率は低く、いずれも4%以下となっています。(万、吉野)
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