世界気象機関(WMO)の顔宏事務次長はジュネーブで13日、「今年の冬、北半球は寒波に見舞われているが、地球温暖化の全体的な傾向に変化はない」との見解を示しました。
顔事務次長は「今年の寒波や中国大陸の南方で数年ぶりに見られた長時間の結氷現象は、極端な気象現象である。国連気候変動に関する政府間パネルの毎年の評価報告書は、気候変動に伴い、極端な気象現象が発生する頻度が増えると警告している」と指摘しました。
その上で、「地球温暖化の原因は温室効果ガスの増加によるものである。そのため、この状況に変化が起こらない限り、地球温暖化の全体的な傾向は変わらない」と述べました。(翻訳:玉華)
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