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ノルウェー専門家、「中国への批判は公平ではない」

2009-12-23 15:30:33     cri    

 ノルウェー気候研究センターのアルフセン主任はノルウェーの新聞『毎日新聞報』の22日付けの記事で、「コペンハーゲン大会のプロセスが中国に乗っ取られたという言い方は公平ではない」との見解を示しました。

 アルフセンさんは「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で法的拘束力のある議定書が採択されなかった。しかし、だからといって、中国が批判を受ける筋合いはない」とし、中国への批判は公平ではないと指摘しました。

 中国が提示した温室効果ガスの削減目標については、自信の溢れた目標であると評価し、「中国の事情はほかの国と異なり、社会の発展と同時に排出削減を実現する必要がある。そのため、中国に批判の矛先を向けるのは間違いである」と述べました。さらに、「発展途上国にして見れば、先進国が先に責任を負わないことが問題である」と指摘しました。

 また、エーリク・ソールハイムノルウェー環境・国際開発相も21日、「コペンハーゲン大会で法的拘束力のある議定書が採択されなかったことを中国のせいにするべきではない」との見解を示しています。(翻訳:李軼豪)

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