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専門家、「気候会議失敗の責任はデンマークにある」

2010-01-01 16:34:11     cri    

 国際シンクタンク「サウスセンター」のマーティン・コー理事はこのほど、イギリスの新聞『ガーディアン』に文章を発表し、「コペンハーゲン会議を失敗させたのは、中国ではなく、デンマークである。デンマークは多国会議プロセスを無視し、一部の国だけが参加する秘密会議を開いたりし、コペンハーゲン会議を成功させる希望を打ち砕いた」と指摘しました。

 マーティン・コー理事は、「会議の最後の2日間に、デンマークは26カ国しか参加しなかった会議を開き、先進国を代表するいわゆる『デンマーク案』なるものをを打ち出し、193カ国が会議開催前2週間、ひいてはこの2年から4年にかけて行ってきた交渉をひっくり返そうとした。デンマークはデンマーク会議からこの小範囲の会議を開催する権利を与えられてはおらず、これは会議の多極化と民主体制を損ない、それまで2年余りをかけてまとめられた発展途上国の主張を盛り込んだ案を否定した。デンマーク側のこのやり方こそが、コペンハーゲン会議の失敗を招いた根本的な原因である」と述べています。(藍)

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