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呉邦国中国全人代委員長がぺロシー米下院議長と会談

2009-09-10 11:34:00     cri    















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 アメリカを公式訪問している全人代・中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は現地時間の9日午前、ワシントンで、アメリカのナンシー・ぺロシー下院議長と会談しました。双方は気候変動や金融危機への対策や、議会間交流の強化などについて掘り下げた意見交換を行いました。

 当日、会談後にぺロシー議長と合同記者会見に臨み、呉邦国委員長は訪米の目的、意義及びスケージュルを紹介しました。

 呉邦国委員長は、「ぺロシー議長の招きに応じてアメリカを訪れています。中国の全人代常務委員会委員長がアメリカを訪れたのは20年ぶりです。訪問の目的は中米関係の発展を一層推進することにあります。議会の友人たちと会うほか、私はオバマ大統領、及びバイデン副大統領と会談します。今回の訪問を通じて必ず中米関係に新たな活力を注ぐことができると信じています」 と語りました。

 ぺロシー議長は中国の発展を高く評価し、全世界が啓発をうけるだろうと語りました。ぺロシー議長は次のように述べています。

 「呉邦国閣下をアメリカに招いたことを非常に光栄に思います。昨年5月、私は中国を訪れた際、中国が成し遂げた大きな成果をこの目で見ました。全世界が中国の発展から多く学ぶことは間違いありません。中米両国はお互いにさらに学ぶべきだと思います」

 二人は、中米関係の現状について積極的な評価を行いました。呉邦国委員長は、中米関係が今、世界で最も重要であり、可能性を秘めた関係だと見ています。

 呉邦国委員長は、「現在、中米関係は良好な発展を遂げ、最も重要であり、これからの発展が期待される、イキイキとした関係です。金融危機の対策、地域問題、また、気候変動対策など世界的な課題に、中米間には幅広い共通の利益があるとともに、重要な責任をも担っています」と述べました。

 ぺロシー議長も、どんな角度から見ても、中米関係の重要性は言うまでもないことだと認識しています。

 ぺロシー議長は、「中米関係はとても大切なものです。政治、経済であろうと、文化や環境問題であろうと、それぞれ非常に重要なもので、それは全世界にとってもかけがえのないものです」と語りました。

 ところで、気候変動対策が、会談の主な議題の一つとなっています。それについて、ぺロシー議長はこのように語っています。

 「気候変動問題に関しては、年末に行われるデンマークのコペンハーゲン会議の前に、中米間で合意が達成されることはとても重要です。両国は国土が広く、国際的ステータスが高いことから、両者の決定はこの問題についての世界の進歩にかなりの影響を及ぼすことでしょう」

 当日、呉邦国委員長はまた、アメリカ下院の中国関係の専門家と会談したほか、ダニエル・ケン・イノウエ上院臨時代理議長及び上院多数派と少数派のリーダーと会談することになっています。

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