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中米戦略経済対話、21世紀の中米関係を切り開く

2009-07-30 15:59:21     cri    























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 第1回中国とアメリカ戦略・経済対話がこのほど、アメリカの首都・ワシントンで開催されました。中米戦略経済対話は中米の間で最もレベルが高く、触れられる話題も最も広い対話メカニズムだと見られています。2日間にわたる会議では中米両国の高官が両国間、地域間および世界の多くの重大問題について議論を深めました。この対話メカニズムの設立は中米双方の共同利益が絶えず拡大し、相互依存度が高まっていることを示しており、これはより成熟した安定的な中米関係の構築にとって重要な意義を持ちます。

 今回の対話は一連の成果を収めました。そのうち、中米両国が気候変動、エネルギーと環境における協力強化に関する了解覚書に調印すること、両国の軍事交流を回復させること、金融市場の安定について達した共通認識を促進させること、衛生保健分野での交流と協力を進めることなど多くの内容が含まれています。たった一回の対話でこれほど多くの問題で共通認識に達したことは中米間の共通利益がますます多くなることを示しています。

 目下、世界最大の発展途上国である中国と最大の先進国であるアメリカが省エネを進め、再生可能エネルギーを応用し、気候変動の対応をしていくことは共に試練に立ち向かうことであり、また相互協力の可能性が大きくなると見られています。中国国家発展と改革委員会の解振華副主任が今回の中米戦略・経済対話に参加した後「中米双方はこれらの分野での協力に強い意欲を見せており、今後も相互理解を深めていきたいとの姿勢を示した」と述べました。

 世界金融危機に直面したことは、中米の間に多くの共通利益を生み出しました。中国の王岐山副首相がこの対話で言ったように、中米双方はマクロ経済の調整を強化し、金融市場を安定させ、経済回復と雇用増加に取り組む必要があります。目下、世界経済が危機から回復しつつある重要な時期に当たり、経済成長を刺激することは中米協力の最も重要な任務であります。このほか、中米両国が多くの分野で協力と協調を行う必要があります。例えば、経済発展方式の転換、経済構造の調整、衛生保健の強化、社会保障体系の整備などの分野の協力を強化し、有力な金融体制を構築し、両国および世界の金融の安全を確保します。

 今回の対話の開幕式で、中国の戴秉国国務委員は「中米両国は一つの歴史に参与し、創造することができる」と述べました。中米両国は社会制度や価値観の面で相違点があり、両国の間で誤解や矛盾、一部の利益衝突を避けることができません。これにより、中米双方が意思疎通を保つことは極めて重要になります。今回の中米戦略・経済対話は両国の意志疎通の重要な舞台となりました。今後も、両国は率直な対話を通じて共に利益を得るルートを探し、共同繁栄の新たな段階を切り開くことができると見られています。

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