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中米国交樹立30周年記念シンポジウムが開催

2009-01-13 15:21:41     cri    



















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 今年は中米国交樹立30周年の年ですが、この12日、中国とアメリカの政界の元要人、外交官と学者を含む250人が北京に集まり、両国の国交樹立30周年記念シンポジウムに参加しました。これらの代表は、中米国交樹立の歴史と意義について話し合い、両国関係の今後の発展の方向性を探ります。

 アメリカのカーター元大統領は中米国交樹立の過程では鍵となる人物で、在任中の1979年の1月1日に両国関係の正常化が実現しました。中国とアメリカの国交樹立が発表される前夜、カーター大統領はその日記に、「私とトウ小平氏のサインにより、両国の関係はまもなく真新しい時代に入る」と書いています。そして30年後、カーター氏はこの画期的な決定を下したことに今でも喜びを感じており、12日のシンポジウムでの講演でその感想を語り、「国交樹立は両国関係にとっては一つの重要な転換点だった。これは私にとって、それに中国国民とアメリカ国民にとってもそうである。中国とアメリカ、この二つの偉大な国の関係は、その後、平等、相互尊重と理解を踏まえて発展してきている」と話しました。

 これまでの30年、中米両国の歴代の指導者と両国国民の努力のもとに、中米関係はいろいろと問題はあったものの発展してきました。国際情勢は変化し、両国間には新しい問題が生まれていますが、中米関係はますます成熟しています。中国とアメリカとの関係発展について、唐家セン元外相は、「中米関係のこれまでの30年の発展の歴史を振り替えれば、いろいろな経験があったことがわかる。第一は、一貫して高い見地に立ち将来に目を向けてきたこと。第二に、指導者間の交流を強化し、戦略的な相互信頼を強めてきたこと。第三は、共同の利益を拡大し、協力を強化してきたこと。第四は、互いに相手の関心事を尊重し、双方の相違点を適切に処理したこと。第五は、民間交流を強化し、両国関係の社会的な基盤を絶えず強めたことだ」と述べました。

 アメリカのヘンリー・キッシンジャー元国務長官は、国交樹立の前、中国を秘密裏に訪問し、中国とアメリカの国交樹立に大きく貢献した人物です。キッシンジャー氏は、新しい時代に、両国はさらに緊密に協力する必要があると述べた後、「両国は、太平洋を跨る関係を構築する必要がある。アメリカと中国は、この関係の構築に努力すべきだ。これができれば、今後の30年、両国の間にドラマチックな変化が現れるだろう」と話しています。

 ところで、中米国交30周年を迎え、両国は新しい情勢に直面しています。それにはアメリカの新政府が間もなく発足すること、双方は金融危機に共に直面していることなどがあげられます。中国外務省の何亜非次官は12日のシンポジウムで、中米双方は、今後、多くの共同の課題とチャレンジに直面していく。したがって両国が手を携えていくことが重要だ」と述べました。(担当:任春生)

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