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チベットの民主改革、人々の政治参与の権利を保障

2009-03-23 16:49:56     cri    




















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 チベットは、まもなく初めての百万の農奴解放記念日を迎えますが、これに先立ってCRI・中国国際放送局の記者団がチベット入りし、チベットの政治、経済、文化と人々の生活や社会の発展における新しい変化を取材しました。そこで今日のこの時間は、チベットの民主改革というシリーズの1回目で「チベットの民主改革、人々の政治参与の権利を保障」というリポートをご紹介しましょう。

 ラサ市民のニマツェリンさんは、今年76歳、農奴制度時代をすごし、民主改革後のチベットで暮らし、今の生活を大切にしています。50年前の封建農奴制度の下で、ニマツェリンさんは作男をしていました。当時の暮らしについて、ニマツェリンさんは、「当時は、着るもの、食べるもの、そして住むところもいずれもひどく、とてもつらかった。1日3食だといっても、量がぜんぜん足らず、年中、空腹に苛まれていた。着る服といっても一着しかなく、靴などはなかった。特に冬になると、つらくて大変だった。地主に抑えられ、自由なんてとんでもない」と話していました。

 50年前のチベットで、人口の95%を占めていた農奴は生産手段を一切持っていませんでしたし、人身の自由と政治的地位はいうまでもありません。

 1959年の3月、チベットの地主たちは、叛乱を起こしましたが、中央政府とチベットの人々はこの叛乱を鎮圧したのです。これと同時に、民主的な改革が行われ、それまで農奴だった人たちは、主人公としてチベットを管理する権利を得ることが出来ました。農奴たちの生命と人身の自由も新中国の憲法と法律によって保護されるようになったのです。そして民主改革を通じて、地主の18万ヘクタールあまりの土地が、約20万世帯、80万の農奴に与えられたのです。

 ところで政治の面からいうと、中央政府はチベットで民族地域自治制度を徐々に実施し、1961年には住民に選挙権を与えました。こうして人々は選挙を通じて各レベル政府の責任者を選んだのです。

 1965年、チベットでは初めての人民代表大会が開催されチベット自治区人民政府が成立しました。これは、民族地域自治制度のチベットでの実施を意味しています。この制度は、チベット族を主とする少数民族が政治に参与する権利を保障しています。現在、チベットでは、34000人の人民代表のうち、チベット族とその他少数民族の代表が94%を占めています。チベット自治区の各レベルの政府と人民代表大会の主な責任者もチベット族などの少数民族の出身者が担当しています。

 民主的改革が行われてから、チベットの経済、文化、社会とインフラ整備などの分野では大きな変化が起こりました。チベットの商業、観光業、郵便業、IT産業はゼロから発展してきました。そして昔は道路が一本もなかったチベットで、いま四方八方に通じる交通網が出来ていて、2007年には、青海チベット鉄道が開通したことにより、チベットに鉄道がなかったという歴史に終止符が打たれたのです。

 チベットの近代化に伴い、人々の生活レベルは絶えず向上しています。農民と牧畜民は、昔、年収ゼロという状態でしたが、いまでは平均3100元も入り、一人当たりの寿命は1950年代の35.5歳から現在の67歳に上がったのです。これについて、チベット社会科学院のケルザング・イェシ研究員は

「民主改革という制度が実施されなければ、チベットでは、今日のように天地を覆す変化は起こるはずがない」と話しています。

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