先週と今週の2週にわたって、夏休み特別企画として北京と上海にクローズアップしています。身近な中国旅行、今からでも間に合いますよ。夏休み特別企画、いつものナビゲーターの2人に加えゲストに日本人専門家大野さんをお迎えしています。中国のあちこちを見てきた大野さんと一緒に、本日も北京と上海の観光を対決形式でご紹介していきます。
さて、それではさっそく参りましょう。対決の第2弾「夏こその観光スポット」対決です。北京代表の謝東アナ、上海代表の閔亦氷アナのガイドでお送りします。
謝東アナ:北京の郊外には避暑地に相応しいスポットがたくさんあります。本日ご紹介するのは、北京から北へ75キロ離れた青龍峡風景区です。青龍峡風景区は大水峪ダムを中心にした山あり、湖ありの一大観光レジャースポット。遊覧船に乗ればちょっとした三峡下りの気分を味わうこともできます。勇壮な滝を眺めて、しばしリラックス。そして、ロープウェイで明時代の万里の長城へ。ここはかつて長城の要塞「大水峪関」でした。ほかにもパンジージャンプや水上ブランコ、ロッククライミングなどの遊びも楽しめます。観光地の最高峰-玉皇台に上れば、風景区を一望できます。緑の山を縫うように流れ川はまさに青い龍そのもの。お腹が空いたら、自然の恵みを生かした「いなか料理」を堪能。大都会の喧騒を忘れるすがすがしい景色が広がり、夏の暑さも吹き飛びます。
閔亦氷アナ:名前に海という字が入っていますが、海辺の町というよりは経済の町としてのイメージが強い上海。実は上海の海は濁り、泳ぎには適していないとされていましたが、実は、安心して泳げるビーチがあります。それが上海市の南東に位置する碧海金沙水上楽園です。ここは市内からおよそ1時間半でいける人工のビーチ。海を防波堤で囲んで作られたこのビーチは、24時間かけて海水を除菌、浄化するシステムで、透き通るほど美しい水を実現しました。そしてビーチの砂は本場、海南島から運ばれたもの。人工といえどもそこに広がる景色はまさに青い海と金色の砂。
1万人が同時に泳ぐことができるビーチは暑さを逃れる人たちで賑わっています。海水浴のほか、マリンスポーツが楽しめる施設や、休憩所もあり都会にいながらにしてビーチリゾートを実現できます……
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