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7月6日 中国の旅 

2012-07-06 16:07:12     cri    

美しい西江千戸ミャオ族集落






















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 貴州省は中国南西部の雲貴高原にあり、気候は穏やか、風景が美しいところです。貴州省の東南部の美しい風景と濃厚な民族風情が観光客を魅了しています。雷公山という山の南の麓、白水河の東にミャオ族の集落、西江の千戸ミャオ族集落があります。今日の番組では、国内外の観光客を魅了するこのミャオ族集落をご紹介します。

 西江の千戸ミャオ族集落は中国のミャオ族の最大の集落で、貴州省の省都、貴陽市から260キロ離れたところにあります。すでに2000年以上の歴史があり、およそ1200世帯が住んでいます。西江はミャオ族言語の音訳で、ミャオ族の西という一族が暮らす場所という意味です。この集落は谷にあり、四方は山に囲まれ、白水河という川が集落を貫くように流れています。

 ミャオ族の住民は古くから土地を有効利用するため、川のほとり、山の斜面に「吊脚楼」と呼ばれる3階立ての木造建築を建てて住んでいます。それぞれの家の大きさは違いますが、一軒一軒が長屋のように連なっており、どこまでも続く黒い屋根が非常にきれいです。現地のミャオ族のガイド、任さんは次のように紹介してくれました。

 「ミャオ族の家屋は、外観の美しさだけでなく実用性もあります。吊脚楼はほとんどが3階建ての木造建築です。1階は天井が比較的高く、家畜を飼育し、燃料となる木材を保管しておく場所です。2階は居住スペースで、真ん中が応接間で、両側は寝室です。3階は風通しが良いため、穀物を貯蔵する倉庫となっています」

 吊脚楼に入ってみましょう。たくさんの部屋があります。それぞれの面積は大きく、とても広いです。2階の応接間には欄干があり、ミャオ族の女の子はベンチに座り、欄干にもたれながら刺繍をします。このため、この欄干つきのベンチは"美人の背もたれ"と呼ばれています。

 "美人の背もたれ"について、任さんは、次のように紹介してくれました。

 「このベンチは美人の背もたれです。ミャオ族の言葉で、『ドゥガシ』と言います。この場所はミャオ族の女の子がお化粧したり、刺繍したりするところです。普段農作業がない時や祝日、新年に、女の子は友達を誘ってここでお化粧したり、刺繍をするんです。この時愛の歌を口ずさみます。若い男性はここを通りかかった時、歌が聞こえてきたら、歌で返します。男女の交流の場です。そしてこのベンチは女にとって休憩の場所でもあります。みなさんもぜひ実際に座ってみてください」

 ミャオ族の人々は歌と踊りがとても上手です。ここには「陰暦の毎月の3日、6日と9日は大きな祭り、そして毎日は小さい祭り」と言ういい方があります。この言い方は大げさかもしれませんが、祝日や祭りが多いことを表しているのでしょう。西江地域で、一番人気のある祝日は、"蘆笙を踏む"という祭りです。蘆笙はミャオ族の竹製の管楽器です。この日になると、若い男性が蘆笙を吹いて、きれいな民族衣装を身に纏った若い女性は音楽に合わせて踊ります。気に入った男性がいれば、愛情を象徴する小物を男の蘆笙にかけます。これは「あなたのことが好きです」というメッセージなのです……(任春生)

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