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怒江大峡谷の少数民族の衣装

2012-06-29 19:22:17     cri    






















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 雲南省西北部の怒江リス族自治州は中国唯一のリス族自治州です。ここには独特なリス族の文化があるほか、さらに人口の少ない少数民族、トールン族とヌー族がいます。この2つの少数民族も独特な民族文化や風情を持っています。特に衣装は彼らの独特な文化を表す重要なものです。今日の番組では怒江大峡谷地域の少数民族の衣装をご紹介します。

 怒江大峡谷地域には、険しい山と水が勢いよく流れる川のほか、山間地帯では時々鮮やかな衣装を身に纏った少数民族の人々の姿が見られます。ここで各少数民族の人々の衣装と服飾をすべて見てみたいとご希望なら、この地域の盛大なお祭りと集会に行くのが一番です。今回は北京放送の記者がこのチャンスをねらって、リス族自治州へと飛びました。記者は期待どおりリス族の伝統的な衣装を着た女性達に会うことができました。

 このリス族の女性によりますと、この衣装は、お婆さんからお母さんへ、そしてお母さんが自分にくれたものだそうです。実は衣装も財産の一つとされ、代々、女性に受け継いでいくのだそうです。このほか、衣装でその人の状態を知ることもできます。結婚した女性と未婚の女性はそれぞれ違う帽子を被るのだそうです。これなら未婚の女性が一目でわかります。

 その他の少数民族と比べて、リス族の衣装は、自然との関係が非常に深いようです。リス族の男性は、麻の生地の上着を着ています。そして成人した男性は、右の腰に野獣の皮で作られた袋を引っ掛け、その中に矢を入れます。弓を背負う姿はまるで武士のようです。

 リス族の若い女性は、貝類、銀などのアクセサリーが大好きです。そして白い生地と青い縞模様の布で作られたスカートをはきます。このようなスカートがくるぶしまで隠れるほど長く、足の動きが見えず歩く姿はまるで雲の上を歩いているように軽やかに見えます。

 怒江中流地域にある福貢県の赤横底村は布作りと衣装作りで有名な村です。村人の胡大衛さんは、リス族のロング・コートについてある物語を教えてくれました。

 「村の年配者が教えてくれた話なんですが、昔、リス族がほかの民族と戦っていた時、すべての人はこのようなロング・コートを着ていました。このコートは長さ1メートルほどあり、そのユニークなデザインで兵士が走ったら、背中の部分が膨らんできて、敵はリス族の人が飛んでいるように見えて、戦うことをやめたそうです。今は、祝日になると、大人の男性は皆このロング・コートを着ます」

 この地域の民族衣装について、怒江州観光局の趙文勝副局長は次のように話してくれました。

 「民族の服飾文化は身に纏った歴史、文化、民族のアイデンティティとシンボルです。たとえば遊牧民族にはその独特な民族のシンボルがあります。山間地帯に暮らす民族リス族にも、特有のシンボルがあります。基本色は黒です。牙の模様が描かれていますが、これが犬を崇拝する習慣を示しているのです。衣装を透して一つの民族が持つ豊富な文化が伺えます」……(任春生)

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