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7月13日 中国の旅 

2012-07-13 19:50:49     cri    






















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 唐代偉大な詩人、杜甫の記念館を訪ねて

 今年は唐代の偉大な詩人、杜甫の生誕1300年を迎えます。杜甫は中国では、詩聖と呼ばれ、偉大な詩人であり、文化研究者でもあります。杜甫は、その詩の中で、当時の社会の現実をリアルに描写し、官僚と貴族たちが贅沢な生活を過ごし、百姓は衣食住も確保できないという貧富の差、不平等な現状を批判しました。これらの詩は中国の知識人がもつ政治参加の意識、庶民に幸せをもたらすという伝統な理念を表しています。1961年、国際平和の実現と擁護を目的とする国際組織世界平和評議会は、杜甫を世界平和文化人に指定しました。

 杜甫は、河南省鄭州市の鞏義県に生まれました。杜甫は故郷についての詩も残しています。「露は今夜より白く月は是れ故郷にも明らかならん」と故郷への思いを表現しました。2012年5月、改修工事を終えた杜甫記念館が再びオープンしました。今日の番組では、唐代の偉大な詩人、杜甫の記念館が一体の様子をご紹介します。

 杜甫記念館は、鞏義県の中心部から東へ10キロ離れた南窯湾村にあります。紀元712年、杜甫はこの村に生まれ、少年時代を過ごしました。1963年、河南省は、杜甫の誕生の地を省レベルの文物保護地に指定しました。今は、杜甫が住んでいた家とその周辺が杜甫故郷観光エリアとなっています。

 杜甫故郷観光エリアに入って、まず最初に行くのは、杜甫記念エリアです。幅広い道が敷かれ、道路の両側には唐代の建築が再現され並んでいます。この道路に沿って進んでゆくと、杜甫の立像が見えてきます。この像は銅製のもので高さは9.9メートル。杜甫の青年時代をイメージして作られたそうです。

 さらに進むと、川と橋が見えてきます。小さい頃、杜甫はよくここで遊んでいたそうです。この観光エリアの中央に、「淳風閣」という名前の楼閣があります。この「淳風閣」からさらに北に行くと、いよいよ杜甫記念館に到着です。この記念館は、筆架山という山の麓にあります。記念館の側には正方形の池があります。杜甫は小さい頃、この池の水を使って墨をすり、字を書いたり、筆に付いた墨を洗ったりしていたそうです。

 この記念館で杜甫の41代目の孫、杜宏図さんに会いました。杜宏図さんは、杜甫の孫としての誇りを語ってくれました。

 「杜甫の41代目の孫ということに誇りを持っています。小さい頃から、祖父と父から、庶民の苦難に目を向けるという杜甫の理念を教わりました。これは、中国の知識人の伝統的な政治参加の理念です。この精神を私の子供にも伝えていこうと思います」

 実は杜甫記念館はこれまでも改修工事が行われています。初めての改修は1962年でした。当初は、長さ20メートル、幅10メートルの長方形の住宅に過ぎませんでした。室内には杜甫の詩集、杜甫に関する資料などが展示されていました。庭の北側に、山の斜面に穴を掘って作られた住宅があり、杜甫はここで生まれたと言われています。庭に、棗の木と梨の木が植えられています。少年時代の杜甫は、これが大好きだったようで、晩年、四川省の成都で綴った文の中で、「15歳の頃をとても懐かしく思う。あの頃は元気いっぱいだった。8月には、棗の実と梨が成熟し、1日に何度も木の上に登った」と記しています……(任春生)

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