今、さくらんぼは旬のものです。今年は気温が低かったので、市場に出るのが遅かったです。今日の番組では、さくらんぼ狩りの場所をご紹介します。
まずは、兵馬俑で有名な西安の南東に位置する白鹿原です。ここは西安の中心地からおよそ20キロほど離れ、山を背にして三方は水に囲まれているという地形のため、歴代の王様が自然の障壁とした土地です。風光明媚な白鹿原はさくらんぼ栽培の歴史は2000年以上にもなります。
現在にもそれが受け継がれ、今月の13日から「さくらんぼ文化祭り」が開催されています。ここは10種類のさくらんがあります。ここのさくらんぼは、国内での販売だけではなく、日本や韓国にも輸出されています。
もう1ヵ所は、山東省の中心都市、済南の郊外にある王家峪です。60ヘクタールの面積で6種類のさくらんぼが育てられています。ここは、さくらんぼ栽培の歴史はまだはじまったばかりのところですが、農業生産の発展と観光誘致を結びつけた成功例です。(担当:任春生 吉野綾子)
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