今週は牡丹観賞スポットの第2弾です。まずは江蘇省塩城市の便倉鎮です。ここの牡丹は、河南省の洛陽市や山東省の荷澤市にも劣らない牡丹です。その品種は枯枝牡丹で、枯れた枝に花が咲き、この枝に火をつけると、すぐ燃えます。非常に不思議です。

　次は江南地域の最大の牡丹園、蘇州市の常熟です。1990年代、ここは500株の牡丹が植えられ、今は、およそ2万平方メートルの牡丹園が作られ、牡丹の名所として知られています。現在、ここは、上海万博にちなんで"世界の牡丹を鑑賞する牡丹祭り"が開かれています。ここに、中華牡丹園、アメリカ牡丹園、ドイツ牡丹園、フランス牡丹園、イギリス牡丹園、オランダ牡丹園そして日本牡丹園と８つの国の牡丹が見られます。

　首都の北京にも牡丹の観光名所があります。景山公園では4月中旬から5月中旬まで牡丹が楽しめます。およそ150種類の牡丹がみられます。（担当：任春生　吉野綾子）