牡丹は中国原産の花です。1600年前に人口栽培が始まりました。日本は春は桜ですが、中国は牡丹です。牡丹は花の中の王様と呼ばれています。貴婦人、絶世の美女とも例えられています。
牡丹の観光名所は、中国にいろいろありますが、まずは最も有名な2ヵ所をご紹介します。
まず、洛陽です。洛陽は河南省西部の都市です。ここは気候がよく牡丹栽培も最も適しているため、洛陽を牡丹の名勝地にした要因です。
実は洛陽市に牡丹がみられる場所もたくさんあります。4月中旬から5月の初旬にかけて、それぞれの牡丹園で「牡丹祭り」が開催されます。牡丹の品種は多くて、色も赤、紫、薄紫、白、ピンクなどがあります。
次の牡丹観光名所は、山東省の荷澤市です。山東省の西部に位置し、河南省に隣接しています。ここは、昔、曹州と呼ばれ、牡丹の栽培で数百年の歴史をもっています。現在でも数百種の品種を育てています。また、世界最大の栽培面積を持ち、海外にも輸出しています。(担当:任春生、吉野綾子)
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