上海万博が、開催され、一週間が経ちました。今日は、上海の観光スポットをご紹介します。
まずは上海の住宅形式は石庫門で、これは、レンガ作りの洋館のような建築です。この建築は、入り口が石の門で、それを中心に左右対称に設計されている長屋形式の建築です。今一番おしゃれなスポットは新天地で、ここの石庫門が再建されて、伝統的な外観を保ち、中はアパレルや雑貨ショップがテナントとして入っています。
また、もう1ヵ所、旧式の石庫門、歩高里という観光スポットがあります。ここは、1930年にフランスのデザイン会社によって設計された住宅地区で、現在もその姿をとどめています。2008年に1度、修復されてきれいになっています。
次は、周公館です。民国時代、中国共産党が国民党の動きを監視していた場所です。当時は監視事務所とは言えないから、対外的には周恩来の事務所とされていたため周公館と呼ばれています。
上海は、激動の時代の中心となった町ですから歴史的背景を知って観光スポットを訪れるとまたいっそう印象に残ります。
3番目は、宋家の三姉妹ゆかりの地です。孫文の妻、宋慶齢が住んでいた家で、宋慶齢故居と呼ばれて、2001年に国務院に重点文物指定を受けました。ここは入場料は、20元(日本円でおよそ260円)です。
そのほか、魯迅、郭沫若、茅盾といった作家たちが集まって住んでいたところ、多倫路文化名人街などの観光スポットがあります。(担当:任春生 吉野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |