菜の花観賞地をもう2ヵ所をご紹介します。

　まずは、浙江省の仙居県です。ここは3月から菜の花が一面に広がった「黄金の海」が楽しめます。また、ここは田舎の風景が広がっているだけではなく、菜の花祭りやかかしコンテストが行われます。

　そのほか、椿油はここの特産品です。中国語で山茶油といいますが、これは土産にいいです。交通は、上海から高速道路で4、5時間ほどでいけます。

　次のお勧めの場所は、「水上の黄金の島」と呼ばれる江蘇省泰州市の興化です。黄金の島というのは、水の中の畑です。川を掘った土を利用して畑がつくられています。数百年前にはじまったものだそうです。この水上畑で葉の花が栽培されています。まるで水面に浮かんだ黄色い島に見えます。

　水郷の菜の花観賞に観賞方法が2つあり、まずは船に乗って畑の間を流れる川をのんびりと進んでいきます。

　2つ目の方法は、空からの観賞です。３階ほどの高さの展望台に立って、美しい風景を鑑賞することです。ここの菜の花畑は１万3000ヘクタールも広がっており、黄色の花に水の青のコントラストは格別です。