マハ・ザクリ・シリントンは1956年タイのプミポン・アドト国王の次女として生まれました。中国人民対外友好協会より「人民の友好の使者」の称号を授与されました。
当選理由:
シリントン王女は24歳から中国語を勉強し始めました。その時から、中国語の勉強は彼女の趣味になっています。シリントン王女は中国語で流暢に講演することができ、中国語で記念(励まし)の言葉を書くこともできます。長年、絶えずタイの人々に中国の歴史と中国文化を紹介し、タイと中国の文化交流及び両国民の友情を深めるために大きな役割を果たしてきました。
中国との縁:
シリントン王女の名前は多くの中国人に知られていますが、彼女の聡明さと勤勉な性格、中国文化をタイに紹介して、タイと中国の友好を深めるための貢献に関しては、それほど知られていないかもしれません。
シリントン王女は1977年優秀な成績でタイのチュラロンコン大学を卒業しました。1980年から現在まで、中国大使館派遣の9名の中国語教師に教わったことがあります。中国語のピンイン、簡体字と標準語を習い、中国文化を研究して、タイで「中国文化ブーム」を巻き起こしました。
自ら王蒙や方方ら有名な作家の作品をタイ語に訳したことがあります。100数首の唐詩と宋詞をタイ語に訳して、その中から数十首を選んで、タイ語版の詩集を二本出版したこともあります。
中国語と中国文化の勉強を通じて、中国がシリントン王女の憧れとなりました。1981年5月、シリントン王女は初めて中国を訪問しました。タイの王室の中で始めて中国を訪問した人です。その後、20回余り中国を訪問し、タイと中国の文化交流及び友好を深めることに誠実な貢献をしました。2000年、中国教育部はシリントン王女に「中国言語文化友誼奨」を授けました。2001年、中国作家協会中華文学基金会は「理解と友誼国際文学賞」を授けました。そして2004年、中国人民対外友好協会は「人民の友好の使者」という称号を授けました。この他、シリントン王女は北京大学の名誉博士で、复旦大学、浙江大学などの名門校の名誉教授でもあります。
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