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選者のプロフィール
 李順然、中国国際放送局(北京放送)元副編集長。著書に『わたしの北京風物詩』『中国 人、文字、暮らし』『日本・第三の開国』(いずれも東京・東方書店)などがある。
前書き
 漢詩は、ときにはわたしを励まし、ときにはわたしを慰め、ときにはわたしの心を洗い清めてくれる。訓読の訳文に加えて、素人のまったくの「遊び」だが、和漢折衷の自己流の戯れ訳を添えてみた。日本の歌人の名訳を添えた詩もある。読んでいただければ嬉しい。
選者のひとこと
 タイトルの「内」は家内のこと。年の瀬の旅先から、故郷の家内に送った手紙かもしれない。このタイトルは詩を一層ペーソスとユーモア溢れるものにしている。
 妻:この一年、うちのお台所は大変だったわ。来る日も来る日も火の車。
 夫:まあまあ、言うな。言うな。新しい年には、うちにも運が巡ってくるさ。お台所も心配無要。
 古今東西、よく見られる年の瀬の家庭の一風景。新しい年が皆様にとって「万事如意」の良い年であるよう、北京から祈っています。
紹介した『私の漢詩歳時記』
• 私の漢詩歳時記―十二月中旬
• 私の漢詩歳時記―十二月上旬
• 私の漢詩歳時記ー十一月下旬
• 私の漢詩歳時記ー十一月中旬
• 私の漢詩歳時記―十一月上旬
• 私の漢詩歳時記―十月下旬
• 私の漢詩歳時記―十月中旬
• 私の漢詩歳時記―十月上旬
• 私の漢詩歳時記―九月下旬
• 私の漢詩歳時記―九月中旬
• 私の漢詩歳時記ー九月上旬
• 私の漢詩歳時記ー八月下旬
• 私の漢詩歳時記ー八月中旬
• 私の漢詩歳時記ー八月上旬
• 私の漢詩歳時記ー七月下旬
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