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選者のプロフィール
 李順然、中国国際放送局(北京放送)元副編集長。著書に『わたしの北京風物詩』『中国 人、文字、暮らし』『日本・第三の開国』(いずれも東京・東方書店)などがある。
前書き

 漢詩は、ときにはわたしを励まし、ときにはわたしを慰め、ときにはわたしの心を洗い清めてくれる。訓読の訳文に加えて、素人のまったくの「遊び」だが、和漢折衷の自己流の戯れ訳を添えてみた。日本の歌人の名訳を添えた詩もある。読んでいただければ嬉しい。

選者のひとこと
 王士禛が訪れた遼代(907~1125)建立の北京の天寧寺の十三層八角の古塔はいまも健在で、わたしの住むマンションのベランダからその姿を眺めることができる。

 わたしはこの半世紀、ずっと天寧寺から歩いて14、5分の西便門の近くで暮らしている。このあたりの一本一本の道には、自分の家の庭を歩いているような親しみを感じている。その昔、王士禛が歩いたかもしれない。こうした道は初夏、晩秋のわたしの散歩のお好みコースである。千年の風雪に耐え、幽寂を保ち続けている天寧寺の古塔を見上げると、心はおのずと静まり、和み、安まるのだ。王士禛は都の雑俗から逃れて、このてらに静居していたこともあったと聞く。
紹介した『私の漢詩歳時記』
私の漢詩歳時記ー七月中旬
私の漢詩歳時記ー七月上旬
私の漢詩歳時記ー六月中旬
私の漢詩歳時記ー六月上旬
• 私の漢詩歳時記ー五月下旬
• 私の漢詩歳時記ー五月上旬
• 私の漢詩歳時記ー五月中旬
• 私の漢詩歳時記ー四月下旬
• 私の漢詩歳時記ー四月中旬
• 私の漢詩歳時記ー四月上旬
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