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広州アジア大会話題30:広州の「青空プロジェクト」

2009-11-30 19:01:14     cri    

















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 大気の質を改善するため、広州市政府は1998年から「青空プロジェクト」を実施し、大気汚染の根本的な改善に取り組んでいます。

 1990年代の末頃、広州市では人口の急速な増加に伴い、自動車や飲食店が大幅に増え始めました。それと同時に、都市建設も絶えず進められていました。その結果、広州には空が灰色となるスモッグ現象が現れるようになりました。このスモッグにより、市内の視界が悪くなり、交通の安全に影響を与えました。また、人体に有害な物質が多く含まれていることから、健康にも危害をもたらしました。

 このような中で、広州市は青い空を取り戻そうと、1998年から「青空プロジェクト」を立ち上げました。広州市環境保護局のデータによりますと、2008年、広州市の大気の質は改善が見られ、二酸化硫黄、二酸化窒素、吸入性粉塵という3つの指標で国の大気に関する2級基準をクリアしました。

 広東省環境保護局の陳光栄副局長は、「2008年、広東省、とりわけ、珠江デルタ地域で大気の質が大幅に改善している」と述べた上で、「気象部門のスモックに関する観測データによると、広州、珠海、東莞などの珠江デルタ地域の都市では、スモッグが大幅に減少しました。減少率は16%から53%ぐらいである。とりわけ、広州で大気の質の大幅な改善が見られます。2005年から2008年の4年間で、広州市の大気が国の2級基準の良好レベルに達する日数は91%以上に達した」と語りました。

 2004年、アジア大会の誘致に成功して以来、広州市環境保護局は8段階に分けて、大気汚染対策を行ってきました。今は、5段階目を実施しているところです。広州市環境保護局の高級エンジニアである馮濱氏は、「大気汚染対策の実施にあたっては、自動車の排気ガス対策や工業、飲食業などの整備に力を入れている」と紹介してくれました。また、馮濱氏は「2004年、二酸化硫黄は広州の主な汚染物で、国の標準を超えたこともあった。この状況を改善するため、われわれは脱硫を主とする省エネ・排出削減を行ってきた。現在、すべての重点的な工業企業に脱硫装置が取り入れられてる」と述べました。

 広州市にある企業の二酸化硫黄の年間排出量は2004年の18万5000トンから2008年の9万9000トンにまで減少しました。

 また、広州では大気汚染のおよそ4割が自動車によるものです。そのため、広州市では2007年からオートバイの市内通行禁止が実施されています。そのほか、2009年から、環境保護マークのない市内の自動車に対する通行禁止と高排出車に対する通行制限を実施しています。

 自動車の汚染対策において、広州は全国の先頭に立っています。現在、基準をクリアしたすべての自動車に環境保護マークを配布しています。また、市内の500余りのガソリンスタンドに排出量を抑える国家3級基準のガソリンを供給しています。

 広州は今年と来年で合わせて24億元を大気汚染対策に投じます。アジア大会組織委員会環境大気保障部総合処の章生健処長は、「まず広州から始めていかなければならないと考えている。また、珠江デルタ地域のほかの都市にも努力してもらいたいと思う。アジア大会をきっかけとして、この地域全体の大気の質を改善していく」

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