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広州アジア大会話題29:広州アジア大会 環境保護に取り組む広州

2009-11-23 16:06:30     cri    

















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 広州アジア大会は2010年の11月12日から27日にかけて行われます。11月の広州は日当たりがよく、気候も快適で、大規模なスポーツ大会の開催に適しています。しかし、アジア大会組織委員会・環境大気保障部総合処の章生健処長は「環境保護部門にとって、大会の開催期間は悩みの種だ。11月、広州を含む珠江デルタ地域は空気の質があまりよくない。この季節には、大気汚染物の拡散に不利な気象条件が頻繁に発生するからだ」と語りました

 それにも関わらず、広州があえてこの11月に大会を行うのは、環境対策に対する決心と自信の表れです。

 青い空、白い雲、青々とした山々、きれいな水を有する都市環境をつくるため、広州はさまざまな措置を講じてきました。そのなかには、オートバイの市内通行禁止があります。これによって、交通秩序が改善されたほか、オートバイによる騒音と大気汚染がなくなりました。2007年、禁止令が本格的に実施され始めた頃は、交通の便への影響を懸念する声が多く、物議をかもし出しました。そこで、広州市は、市民の公共交通機関の利用を促すため、バス路線の増設など、公共交通機関の改善をはかりました。その結果、広州環境監督測定所の統計結果によりますと、毎年、少なくとも2万4000トンの一酸化炭素の排出が削減されたということです。これにより、オートバイの市内通行を禁止するメリットはデメリットを上回ることが裏付けられ、市民からも大いに支持されるようになりました。広州市民の幸亮さんは「オートバイの市内通行禁止が実施されてから、空気もきれいになったし、道路の秩序もよくなった。これは皆にとっていいことだと思う」と述べました。

 また、河川の汚染対策でも、広州は成果を収めています。30年前から、元々きれいだった珠江がだんだん汚染されて、水泳どころか、水がくさくて川下りさえできなくなりました。

 珠江の美しい姿を取り戻すため、広州市政府はここ10年間、汚水処理場の建設や、汚染の源となる企業の閉鎖、移転を行うなど、様々な改善策を講じてきました。そのような努力の甲斐があり、水質は大きく改善されました。2006年から、毎年、広州市の指導者が数千人の市民と珠江を渡るイベントを行っています。広州市民の曾健さんは「毎年、珠江を泳ぐ感じが違う。母なる川である珠江に触れることで、無限の楽しさを感じられる」と語りました。

 清らかな珠江を取り戻すために、広州は頑張っています。その努力が世界に認められました。2009年3月、トルコのイスタンブールで行われた第5回世界水フォーラムで、広州の水質の改善に向けた措置が専門家に高く評価されました。広州は世界30余りの都市の中から、「第5回世界水フォーラム水質汚濁対策」の一等賞に選ばれました。

 広州市環境保護科学研究院の高級エンジニアである張宝春氏は、「アジア大会により、政府の環境対策が推進されるだけでなく、一般市民の環境保護に対する意識を高めることもできる。そういう意味で、大変よい機会だと思う」と述べました。

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