北京
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中国では3月12日が「植樹の日」です。これに先立ち、全国緑化委員会弁公室は11日、「2021年中国国土緑化状況公報」を発表しました。同公報によれば、中国では2021年、360万ヘクタールの造林と306万6700ヘクタールの草原の改良が実施されました。また、砂漠・石漠化した土地144万ヘクタールの状況を改善しました。
重点対象である生態保全プロジェクトの進展では、天然林113万3300ヘクタールに保全処置が施され、耕地38万800ヘクタールが林に、同2万3900ヘクタールが草地に戻されました。
長江、珠江、沿海地区、太行山などの重点防護林プロジェクトでは34万2600ヘクタールの造林作業を終えました。
そのほか、草原と湿地の生態修復が強化されました。草原の生態修復面積は156万2600ヘクタールに達し、湿地については7万2700ヘクタールが新たに追加される、またはかつての湿地の状態に復元されたとのことです。(Lin、鈴木)