北京
PM2.577
3/-2
李克強総理は11日午前の記者会見で、「今期政府は、複雑で変化に富んだ国際情勢と矛盾や困難が重なる国内事情に臨んでいる。最大の課題は、コロナ禍とそれによって経済にもたらした深刻な衝撃である」と指摘した上で、「われわれは最善を尽くした」と示しました。
総理就任後の初の記者会見を振り返った李総理は、「経済を持続的に発展させ、国民生活を絶えず改善し、社会の公正を促進することは、政府の基本的任務である。『大道を行い、民を本とし、天下を利することは、民の望みを施政の方向とすることである』と就任当時に明確に表明した」と述べました。
李総理はまた、「政府の活動には国民が認める点があれば、その望みとの間に差や不足もある。これははっきり分かっている」と語りました。
さらに、「今年は今期政府の最後の一年であり、中国政府が直面する情勢は依然として複雑で厳しい」と指摘した上で、根気よく職務を全うし、実行によって約束を果たす決心を示しました。(ヒガシ、星)