北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は7日の記者会見で、BRICS(ブリックス:ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興五カ国)の協力を深めていく考えを表明しました。
王外交部長はその際、「BRICSは中国語では『金磚(金のレンガ)』と表記する。この色をより鮮やかなものにし、南南協力の“黄金の看板”を磨き上げていく。そして、手を携えてコロナ禍に打ち勝ち、世界経済の景気回復の推進に希望と自信をもたらす」としたうえで、「われわれはポストコロナ時代のグローバルガバナンスを最適化させる『BRICSの主張』を提出し、新型コロナ感染症を抑制する『BRICS防衛線』を固め、グローバル発展の『BRICS急行線』の構築を加速させ、グローバル発展パートナー関係の構築において『BRICSとしての貢献』を果たしていく」と述べました。
王外交部長はさらに、グローバルガバナンスは今、『アジアの時代』を迎えている。われわれは新興市場と発展途上国がグローバルガバナンスの追随者から同行者へ、さらにはリーダーへと成長して、より大きな役割を果たし、より大きな影響力を発揮していくことを期待している」と示しました。(非、謙)