北京
PM2.577
23/19
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、「世界の人口の56%が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したが、低所得国での接種完了率はわずか9%にとどまっている」と発表しました。
それによりますと、大多数の地域で新型コロナウイルス感染症による死亡者が減少しており、一部の国では制限措置の緩和が可能となり、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)も発生していませんが、多くの国は入院率と死亡率の高さが続いているとのことです。
WHOは「全ての国が高いワクチン接種率を実現することは新型コロナウイルスのパンデミックを抑制する唯一の持続可能な方法だ」と、加盟国に慎重な姿勢を保つよう要請しました。(ジョウ、野谷)