北京
PM2.577
23/19
国家薬品監督管理局はファイザー社が新規開発したCOVID-19(新型コロナウイルス)治療薬の「パクスロビド」に対する「薬品管理法」の関連規定に基づく薬品特別審査認可手続を進めていましたが、11日になり同薬に対する緊急審査評価認可を行って輸入と国内での登録を条件付きで承認しました。
「パクスロビド」は新型コロナウイルスに対する経口抗ウイルス薬で、ニルマトレルビル錠とリトナビル錠の2種を併用します。
同薬は高齢、慢性腎疾患、糖尿病、心血管疾患、慢性肺疾患などの基礎疾患があるために重症化リスクの高い中等症・軽症患者の治療に用いられます。医師の指導の下で説明書に厳格に従って薬を服用し、使用中は説明書に記載された他の薬物との相互作用情報に厳しく注意することが求められます。
国家薬品監督管理局は取り扱いの資格を取得した関係者に、関連する研究作業を引き続き行い、期限内に条件に付された要件を満たし、関連する研究結果を速やかに提出するよう求めています。(Yan、鈴木)