北京
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習近平国家主席は、5日午前、北京の人民大会堂で、2022年北京冬季オリンピックの開会式に出席したカザフスタンのトカエフ大統領と会談しました。
会談の席上、習主席は中国とカザフスタンが「一帯一路」の共同建設において戦略的協力プロジェクトを実施したことについて触れ、今後も、貿易、農業、インフラ整備などを優先的に、両国間協力のレベルを絶えず向上させていく考えを示しました。また、グリーンエネルギー、現代医療、人工知能、電子商取引、デジタルファイナンスなどの分野においても新たな成長が見られるよう中国側が注力する意向を示しました。そのうえで、習主席は「中国はカザフスタンとの安全保障協力を深め、両国間および地域の安全保障と安定を維持する。また、上海協力機構の他のメンバーとの協力を強化し、より緊密な関係をもつ運命共同体の構築を促進していく」と述べました。
一方、トカエフ大統領は北京冬季オリンピックの開会式が成功裏に行われたことに祝意を示したうえで、カザフスタンが「一帯一路」の共同建設に引き続き積極的に参加し、習近平主席が唱えるグローバル発展イニシアティブを支持する考えを示しました。また、上海協力機構などの枠組みで協力をさらに深めていきたいと述べたほか、習主席のカザフスタン早期訪問への期待を示しました。(任春生、CK)