習主席、中国・中央アジア5カ国外交関係交樹立30周年記念サミットで重要演説

　習近平国家主席は25日午後、北京で中国・中央アジア5カ国外交関係交樹立30周年記念オンラインサミットを主宰し、重要演説を行いました。

　習主席は席上、「中国と中央アジア5カ国の30年にわたる協力の成功の秘訣は、常に互いを尊重し、善隣友好を大切にし、助けあい、互恵ウィンウィンを続けてきたことにある。この4つの原則は協力の中で蓄積された貴重な経験であり共通の財産であり、中国と中央アジア諸国の関係の長期安定を政治的に保障し、双方の友好交流を継続させる力の源でもある」と指摘しました。

　習主席はまた、「国際情勢がどのように変化しても、また、中国が今後どれ程発展しようとも、中国は常に中央アジア諸国にとって、信頼し頼りになる良き隣人、良きパートナー、良き友人、良き兄弟だ。中国は中央アジア諸国と肩を並べ、手を携え、より緊密な中国-中央アジア運命共同体を構築していきたい」と強調しました。

　中央アジア5カ国の指導者らは、来週の北京冬季オリンピック開会式に出席し、中国と「共に未来へ」向かって歩みを進めることに期待すると表明したうえで、中国が感染症の困難を克服し、北京冬季オリンピックを順調に成功させ、世界に大きな自信と希望をもたらすと信じているとの考えを示しました。（RYU、鳴海）