習近平総書記、ベトナムのグエン・フー・チョン書記長と春節の祝賀書簡を交わす

　中越両国の伝統的な祝日である春節を前に、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席は25日、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長と春節の祝賀書簡を交わしました。

　習総書記は、「中国とベトナムは山水がつながっている社会主義の隣国であり、戦略的意義を持つ運命共同体である。現在、百年の変局と世紀のパンデミックが重なり、世界は激動の変革期に入り、中越双方の共通の利益がより広範になっている。中越両党はともに人民を中心とすることを堅持し、両国の友好協力を絶えず深化させ、経済社会の発展と感染症対策を統一的に推進し、両国の改革開放と革新事業が絶えず新たな成果を収めるよう推進し、社会主義制度の優位性と生気と活力を示していく」と強調しました。

　また、習総書記は「2022年を展望し、私はグエン・フー・チョン書記長と緊密な意思疎通を保ち、新たな成果が得られるよう両国関係を推進し、地域協力を新たなレベルに引き上げ、人類運命共同体の構築を推進していきたい」と指摘しました。

　グエン・フー・チョン書記長は書簡の中で、過去1年間に習近平同志を核心とする中国共産党中央の指導の下、中国共産党創立100周年を祝う一連の活動を成功裏に開催し、中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議を勝利のうちに開催し、第14次五カ年計画の実施を推進するなど歴史的意義を持つ重大なイベントを高く評価した上で、「国際・地域構造が深く変遷し、両国の社会主義建設事業が新たな発展段階に入った背景の下で、私は習近平総書記と共にハイレベルの共通認識を貫徹し、政治的相互信頼を増進し、各分野の実務協力、特に感染症対策と経済貿易投資協力を強化し、民間交流を強化し、両国の善隣友好と全面的戦略協力パートナーシップをより高いレベルに推進するために新たな原動力を注入したい」と表明しました。（雲、浅野）