北京
PM2.577
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アメリカ交通省が中国の航空会社4社の米国便44便を運休すると発表したことについて、外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、「米国側は利己的な利益のため、例外と特別な待遇を求め、中国の航空会社のフライトを不当にキャンセルし、中国の航空会社の正常な運航を妨げ、中国と外国の旅客の生命・健康・安全を軽視した。このような行為は横暴で無礼であり、極めて無責任だ」と述べました。
趙報道官は、「2020年6月から、中国は法令に基づき、中国に入国する国際旅客便に対し、厳格な措置を実施している。その目的は、国境を越えた新型コロナウイルス感染の伝播を最大限に阻止し、各国の人々の健康と安全を保障することであり、すべての当事者の公共利益を考慮したものだ。中国側が取った関連措置は、中国と海外の航空会社を平等に扱い、完全に公平でオープンかつ透明であり、関連する二国間航空輸送協定に違反していない。この措置は国境を越えた感染拡大を効果的に食い止め、中国と海外の旅客の健康と安全を確保するために重要な役割を果たすものであり、圧倒的多数の国営航空会社から尊重され、協力を得ている。現在、世界は新型コロナウィルス感染症の新しいピークに直面しており、各国は自国の感染症対策をしっかりと行うと同時に、国際的なコミュニケーションと協力を強化し、感染症の国境を越えた伝播を効果的に阻止し、一日も早く、感染症に打ち勝つよう努力すべきだ」と説明しました。(オウギ、鳴海)