北京
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中国の食糧と農業生産は2021年も豊作となり、国の食糧安全保障の基礎が強固になりました。
農業農村部のデータによりますと、2021年の中国の食糧作付面積は前年比1295万ムー(約86万3333ヘクタール)増の17億6400万ムー(約1億1760万ヘクタール)、生産量は1兆3657億斤(約6億8285万トン)にそれぞれ達し、高い基数の下で267億斤(約133億5000万トン)増加しました。生きた豚の生産も全面的に回復し、年間の豚肉生産量は前年比28.8%増の5296万トンと、平年とほぼ同様の水準に達しました。また、牛肉・羊肉、牛乳、水産物の生産量も増加しました。野菜や果物の供給も十分で、年間生産量は野菜が7億5000万トン、果物は2億9000万トンを超え、市場に十分に供給される見通しです。
2021年には、中華人民共和国成立以来、最大規模の農業の遺伝資源に関する全面調査が展開され、農作物資源2万6000点以上、水産遺伝資源4万点以上を新たに収集しました。農業器具や設備のモデルチェンジやグレードアップも新たな一歩を踏み出し、農作物の耕作と収穫における総合機械化率は72%を超えるとみられています。(Mou、柳川)