北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は、13日の定例記者会見で外交部長とトルコ外相との会談を紹介した際、双方は新疆問題についても踏み込んだ意思疎通を行なったと明らかにしました。
汪報道官は、「米国など西側諸国は新疆問題で新疆をかく乱することに全力を挙げている。その根本的な目的は中国の発展プロセスを断ち切ることにほかならない」と指摘しました。また、トルコとイスラム諸国に対して、新疆問題における中国の正当な立場を理解し、支持することを求めるとともに、「国際的な場で相手側を対象とした活動に参加しないこと、歴史や民族などにおける認識上の差異について2国間のルートを通じて話し合い、相互理解を深めていくこと」を提案しました。
汪報道官はトルコのチャウシュオール外相について、「一つの中国という原則を固く守る」と述べたと紹介しました。また、会談でチャウシュオール外相は、「トルコ国内での、中国を対象としたテロ活動と中国の領土保全を損なう反中活動を許さない。トルコは新疆問題を中国と対抗する道具にしたことは一度もなかった。また、早くに『東トルキスタン』をテロ組織と指定したと同時に、トルコでの活動を禁止している」とトルコ政府の姿勢を示したと説明しました。(朱、浅野)