北京
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北京冬季五輪組織委員会は13日、北京冬季五輪の準備期間中に収めた段階的な成果をまとめた「北京冬季五輪持続可能な発展報告書(開催前)」を発表しました。
同報告書は、「持続可能な発展」は五輪招致の際に打ち出した三大コンセプトの一つであり、北京冬季オリンピックの持続可能な活動の基本的な目標はその約束を完全に果たすことだと指摘しました。北京冬季オリンピック招致の際、持続可能な目標や、競技会場の立地と計画、持続可能な調達、都市・農村の環境と持続可能な改善、気候変動とカーボンニュートラル対策、大気汚染の改善と大気の質の保全などの分野で、持続可能性に関する28の関連事項を約束しました。
同報告書によりますと、2021年9月30日現在、持続可能性に関する北京冬季オリンピックの約束は98%達成されており、著しい成果を上げています。例えば、「北京冬季オリンピックによるカーボン排出は全てカーボンニュートラルを実現させる」「北京市の2022年のPM2.5年平均値を2012年より約45%低下させる。2022年の北京はより青い空、より澄んだ水、より住みやすい環境を実現する」などが挙げられます。また、北京市のPM2.5の年平均値は2015年から2021年にかけてすでに59%低下し、張家口市では31.4%低下しています。(ZHL、坂下)