北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、「中国側は一貫して世界貿易機関(WTO)のルールに従って行動している。リトアニアを通関システムから排除したとする一部メディアの報道は事実ではない」と述べました。
報道によりますと、欧州委員会の副委員長はこのほどインタビューに答えた際、「中国の税関はEU諸国で使用されるリトアニア製部品の通関手続きを行っていない。こうしたケースは増えている。EUは双方が受け入れられる解決策を模索するとともに、証拠を集め、必要であればWTOに提訴する用意がある」と述べました。
趙報道官はこれについて、「中国は一貫してWTOのルールに従って行動している。一部のメディアはリトアニアが中国の通関システムから排除され、中国からの輸入貿易許可が一時停止されていると伝え、さらに、中国はリトアニア製部品を使用しないよう多国籍企業に圧力をかけているなどと騒ぎ立てているが、これらのニュースはいずれも事実ではない。個別の製品の中国への輸出において技術的な問題が発生した場合、関係企業は正常なルートを通じて中国側の主管部門に報告することができる。欧州側の関係者は事実を尊重し、無責任な発言をやめるべきだ」と述べました。(ZHL、謙)