北京
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今年9月に開園したばかりのユニバーサル・スタジオ・北京(USB)は、大阪とシンガポールに次ぐ、アジアで3番目のユニバーサル・テーマパークです。オフィシャルホテルや商業施設のユニバーサル・シティ・ウォークと合わせて、ユニバーサル・北京・リゾート(UBR)とも呼ばれています。
コロナ禍の暗いムードを吹き飛ばすようにオープンし、海外旅行に出かけられない中国の人々に楽しく幸せな時間をもたらしてくれているUSBですが、本来なら今ごろは海外からのゲストも大勢訪れていたはずです。
そこで、「USBに行けたら、できるだけたくさんのアトラクションに乗りたい」「ショーやパレードも見たい」「インスタ映えスポットは押さえたい!」と考えている皆さんのために、園内を200%楽しむための実体験をご紹介しながら、冬でも楽しめるUSBの魅力をお裾分けします。
冬だけのデコレーションに寒さも吹き飛ぶ
園内には7つのエリア、37のアトラクションがあります。北京ならではのエリアといえば、「カンフー・パンダ」「トランスフォーマー」「ミニオン(怪盗グルーシリーズ)」などのテーマエリア。いずれも、中国での興行成績が高い作品です。それから、非日常のムードを最も楽しめるのは、やはり「ハリー・ポッター」のエリア。
ホグワーツ魔法魔術学校のスクールローブに着替えて記念撮影!
意外に思うかもしれませんが、中国の若者たちは子供のころから「ハリー・ポッター」の小説や映画に触れて育っています。なので、ハリー・ポッター人気は日本以上かもしれません。ホグワーツ魔法魔術学校のスクールローブをまとい、「推しキャラ」モデルの魔法の杖を手にした来園者の姿を、あちらこちらで見かけることができます。
USBでは12月3日から1月8日まで、冬のイベントが開催中。園内に高さ22メートルのクリスマスツリーが設置され、クリスマスがテーマの料理80種類や、期間限定グッズ100種類以上が販売されています。
カンフー・パンダのキャラクターはとっても愛らしい
北京の冬はとても寒いですが、クリスマスの飾りを見るだけで心が温まります。それに、USBの施設は屋内が多めに作られていて、夏の暑さも冬の寒さも軽減できるようになっています。特に「英雄節」というお祭りが行われている「カンフー・パンダ」エリアは完全屋内型なので、家族連れでものんびり楽しめそうです。
トランスフォーマー:メトロベース
パレードのキャラクターたち
さて、筆者は12月15日にパークを訪れて、朝から閉園まで遊び倒しました。そのルートを公開しますので、ぜひ予定を立てる際の参考にしてみてください。
インスタ映えの聖地!ミニオン・ランド
女性に特にオススメしたい“インスタ映え”スポットは、まず「ミニオン・ランド」。愛らしいミニオンとのグリーティングが楽しめるだけでなく、エリア全体がキュートさに満ちています。それから、ハリポタエリアのホグズミード村も外せません。ホグワーツ城の前は映画の世界を最も忠実に再現しているので、どこを切り取っても絵になります。
ミニオンランドでは至る所でミニオンに会える
冬のイベント期間限定のクリスマスツリー
最後に、筆者が個人的に気に入ったアトラクションは……。
1位「トランスフォーマー:バトル・フォー・オールスパーク」
3Dメガネで楽しむ、リアリティを極めた超臨場映像!トランスフォーマーたちの迫力の戦いを体感できます。
2位「ディセプティコースター」
USBで最も刺激的なライド系アトラクション。トランスフォーマーの硬派なイメージに合わせたハードな体験ができます。最高到達点37mからの大落下は迫力満点!
3位「ザ・フォビドゥン・ジャーニー」
ハリー・ポッターの魔法の世界に入り込んで、360度に広がる魔法界を体感できます。全身むき出しで駆け巡る新次元の興奮を楽しめます。
ぜひ、私と同じ興奮と感動を味わってください!
[料金情報]
入場料金は日によって4段階に分かれています。
平日:418元
土日:528元
特定日(1月2日):638元
祝日(12月31日〜1月1日):748元