北京
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「持続可能な発展青書:中国の持続可能な発展評価報告書(2021)」が21日、北京市で発表されました。報告書は、中国の持続可能な発展の全体状況は着実に改善されたと示した上で、中国の持続可能な発展を五つの面から推進するよう提案しました。
「持続可能な発展青書:中国の持続可能な発展評価報告書(2021)」は中国国際経済交流センターなどの機構が共同発表したもので、2019年の中国の持続可能な発展状況についてデータ検証・分析を行いました。それによりますと、2015年から2019年にかけて、中国の持続可能な発展水準は安定的に向上している状態を示したことが明らかになりました。
「持続可能な発展青書:中国持続可能な発展評価報告(2021)」は、中国が現在、新たな発展段階に入り、持続可能な発展のモデルチェンジの肝心な時期にあるとして、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を絶えず推進し、経済、社会、環境の三者の有機的なバランスを動的に維持し、中国がより包摂的で、より強じんで、よりグリーンな持続可能な発展を実現するよう推進する必要があるとの見方を示しています。報告書は貧困脱却の堅塁攻略の成果の強化、科学技術革新による産業モデルチェンジのけん引、エコ文明建設の持続的推進、公衆衛生の健康水準の向上、グローバルガバナンスでの中国の発言権の向上という五つの面から中国の持続可能な発展を推進するよう提案しました。(ヒガシ、浅野)