No.150 キーワードで2021年を振り返る~社会編

2021-12-20 16:30  CRI

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No.150 キーワードで2021年を振り返る~社会編

就地过年(jiùdì guònián)今いる場所での年越し

 2021年1月の初め、各地で新型コロナの感染者が新たに出たことで、各地では感染拡大防止のため「春節期間中に不必要な帰省はしないように」との呼びかけがされました。一言で「帰省の中止」と言っても、その影響力は広い中国では多大なものです。そのため、各家庭も各地の政府も特別な対応が必要です。

 各地から労働者が集まる都市や企業では、特別賃金や雇用を創出することで労働者を留めなければなりません。また、特に若い家族が帰省しない家庭には、地元政府の幹部やボランティアが訪ねて、お正月の支度を手伝ったり、コミュニティ規模で春節を祝うイベントを行ったりするなどして、一家団欒できない人々の心を慰めます。もちろん、「帰省しないように」という呼びかけは、「帰省してはならない」と強制するものではありません。事情があって帰省しなければならない人は、感染対策の関連規定を守れば帰省しても大丈夫でした。

 2022年は、春節の四日目が北京冬季オリンピックの開幕日に当たります。大会の無事開催を応援する意味で、「就地过年」する人も少なくないでしょう。

新疆棉(xīnjiāng mián)新疆綿

 中国の新疆ウイグル自治区で栽培されたしなやかな風合いを持つ高級な綿です。

 2021年3月、「強制労働」や「少数民族への差別」などといった一部西側で流されるデマを真に受け、一部の外国系アパレル企業が新疆綿の不買運動を実行しました。これが中国社会の反感を買いました。

 新疆の綿花栽培の現場はとっくに機械化されていて、最も忙しい摘み取りシーズンにも、そこまで多くの人員が必要ではなくなっていることは、中国人ならだれでも知っています。どうしても、人の手による摘み取りが必要な場合は労働者を雇いますが、その賃金は50日ほどで1万元(約17万円)以上になります。中国では決して低くない金額です。とにかく、綿花の収穫は「強制労働」などとはまったくの無縁です。

 話は不買運動に戻りまして、新疆綿の不買運動は、この運動を行った企業に対する不買運動へと発展しました。

 外交部報道官の「中国で利益を上げているにもかかわらず、中国にとって不利益になる行いをする者は、中国国民にとって目に余る存在だ」という発言は多くの中国人の感情を代弁していると言えます。

亚洲象(yàzhōu xiàng)アジアゾウ

 2021年、アジアゾウの大移動が世界から注目されました。野生のアジアゾウが生息地を離れて北上したためです。北上したアジアゾウの群れは、ラオスやミャンマーと国境を接するシーサンパンナ国家級自然保護区内に生息していたもので、ニュースになったのは2021年の6月でしたが、実際には2020年3月から北上が始まっていました。

 実は、野生のゾウが保護区と人里を行き来することはしばしばありました。そのため地元政府は、ゾウと村人を守るために、アジアゾウの出没が多い地域に「ゾウの食堂」を設けて、そこでアジアゾウが好むトウモロコシ、サトウキビ、バショウなどを栽培しています。野生のゾウを引きつける食べ物が確保され、村人やその財産の安全が守られています。

 アジアゾウのほかに、近年はイノシシやアムールトラ、ユキヒョウなど保護動物が頻繁に人が住むエリアに姿を表すようになっていますが、そこには環境保護の取り組みに成功している背景があると見られています。

容貌焦虑(róngmào jiāolǜ)ルックスに関する不安

 「容貌焦虑」はネット流行語で、ルックスが重視される環境の中で、外見に自信が持てないこと、容姿に関して不安を感じている多くの人々の心境を指します。

 2021年2月に、中国青年報傘下の校媒網(xiaomei.com)が全国の2063人の大学生に対して、ルックスに関する不安についてアンケート調査を行った結果、大学生の59.03%が、自身の容姿に関してある程度の不安を感じていることが分かりました。そのうち、男子学生は重度に不安を感じる人が9.09%を占め、女子学生の3.94%より明らかに多くなっていました。一方で、女子学生のほうは中度に不安を感じる人が59.67%を占め、こちらは男子学生の37.14%を上回っています。

 この調査ではルックスに不安を抱える原因についての回答もあり、劣等感(53.51%)、一般的に流行する単調な美意識(51.68%)、他人からの評価を気にしすぎること(49.39%)、互いに張り合う心理(47.51%)などが不安の主な原因としてあげられています。

数字反哺(shùzìfǎnbǔ)デジタル反哺

 「数字反哺」は、子供が親やその上の世代にデジタル製品の使い方を教えるという意味です。

 中国では確実に高齢化が進んでいて、2020年に発表された報告では、中国の高齢者人口は2036年に4億2300万人になり、2053年には4億8700万人になると予測されています。同時に、中国社会ではデジタル化が多くの先進国を追い抜きながら進んでいます。スマホなどの普及に伴い、特に高齢者が技術的に取り残される傾向は中国にもありました。

 そこで国務院弁公庁は2020年11月24日に『高齢者のスマート技術運用における困難解決のための実施方案』を公布しました。

 デジタル製品やインターネットの使用だけではなく、高齢者の数が増えるにつれて、高齢者に適した社会システムやサービス、商品などが必要となります。

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