北京
PM2.577
23/19
北京冬季オリンピックの開催地である北京市延慶区の自然保護地で、希少野生動物種のタンチョウヅルが発見されました。
北京市延慶区野鸭湖に飛来したタンチョウヅル
12月4日、延慶区自然保護地管理所のスタッフが区内の野鸭湖でパトロールしていたところ、クロヅルのように見えるつがいの鶴が観測されました。専門家が確認したところ、中国では国家一級重点保護野生動物のタンチョウヅルだということが分かりました。延慶区内でタンチョウヅルが観測されたのは今回が初めてのことです。
二羽のタンチョウヅルは2017年以降に生まれた鶴で、黒竜江省チチハル市の扎竜(ジャロン)国家級自然保護区から飛来したと考えられています。一羽は足環の標識がつけられていることから、ジャロンタンチョウヅルだと判明しました。もう一羽は野生とみられています。専門家は、ジャロンタンチョウヅルは野生タンチョウヅルの後をおっかけて野鸭湖に飛来してきたものとみています。(Yan、CK)