【CRI時評】真の民主、良い民主とは?

2021-12-05 12:42  CRI

【CRI時評】真の民主、良い民主とは?

 「中国を視察した際に気付いたことがある。多くの村で村民らが腰掛けを持参して村の中心にある大樹の下に座り、村をどう発展させるべきかについて話し合っていた。顔や耳を真っ赤にして論争していた村民らも最後には仲直りして歓談していた」。中国の民主の印象について、英国バース市のユクテスワ・クマール副市長はこう述べている。

 クマール氏が述べた光景は、中国で「板凳(腰掛け)民主」と呼ばれる。中国政府が4日発表した「中国の民主」と題した白書は、こうした草の根の民主に言及するとともに、中国の民主理念、制度設計、成功した実践を全面的に紹介し、「『人民が国家の主人となる』が中国の民主の本質であり核心だ」と指摘している。

 選挙を例に取ると、中国の各級の人民代表大会代表選挙では、直接選挙と間接選挙を組み合わせた方式が採用されている。うち割合が最も高い県と郷という二つの級の人民代表大会代表は、選挙人によって直接選出される。中国で現在行われている県と郷の人民代表大会の改選の選挙人数は10億人を超えていて、世界で規模が最も大きい選挙だ。

 中国では、重要な立法・政策は全て、手続きに従い、民主的な下準備を経て、科学的かつ民主的な決定を通じて産出される。例えば、中国では5年ごとに経済・社会発展計画が制定されるが、今年から始まった第14次五カ年計画の起草においては、関係部門はインターネット上で寄せられた100万件を超える書き込みの中から1000件を超える提案を整理して、可能な限り取り入れた。

 白書が指摘しているように、真の民主、良い民主は、「人民が国家の主人となる」をやり遂げなければならない。人民は選挙、投票の権利を有するだけでなく、広く参与する権利も有する。人民は自らの願いを表明できるだけでなく、効果的に実現することもできる。人民は国家の発展を促すだけでなく、発展の成果も共有する。西側のある団体が行った世論調査で、中国人民の中国政府に対する満足度が毎年90%以上を維持していることは、中国の民主の強大な生命力を最もありのままに映し出している。

 民主は多様であり、世界は多彩だ。中国の民主における成功した実践は、「西洋式の民主が人類の民主として唯一、全てではなく、西側も民主について定義し裁定する権利を把握できていない」ことを力強く証明している。「民主」の名の下に民主に反する行動をしている一部の西側の政治家は、民主の価値に背く誤った道をますます進むのではなく、民衆のことに精力を注ぐべきだ。(CRI論説員)

 

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