北京
PM2.577
23/19
国務院報道弁公室は4日、「中国の民主」白書を発表しました。
同白書は、「良い民主とは、社会的な対立を引き起こすのではなく、社会的合意を凝集すべきであり、社会的な階層化や利益の固定化へと導くのではなく、社会の公平と正義を守るべきであり、また、混乱や動揺をもたらすのではなく、社会的な安定と秩序を維持すべきであり、そして、社会を偽悪的な負のエネルギーではなく、美や善のためのポジティブなエネルギーで満たされなければならない」と示しました。
また、「中国の国情は複雑で、統治の難しさは世界でも類を見ない。中国の人民民主は、さまざまな領域、部門の意志と利益の調和と統一、共通の思想、共通の利益、共通の目標に向けた団結をそれぞれ実現したことで、人々は平和と満足感の中で生活し、働き、社会は調和が取れて安定し、活気にあふれている。中国は数十年間、西側先進諸国が何百年もかけて行ってきた工業化の過程を歩んできたが、激しい社会変革の中で、後発国が現代化の過程で陥りやすい社会不安も起こることなく、経済の急速発展の奇跡のみならず社会の長期安定の奇跡をも起こした」と述べました。
さらに、同白書は「中国人民は数千年の歴史の中で個人の自由が過去最大に発展したことを経験し、思想の表現や人の移動が自由でき、何億何万の人民の革新的な源泉が十分に湧き出し、創造のエネルギーがほとばしるようになった。今日の中国では、人々は都市部と農村部、あるいは都市間を自由に行き来し、毎日約16,000社の企業が誕生し、約10億人のネットユーザーがインターネットを通じて世界の出来事を学び、交流し、意見を表明する——中国社会は開放的かつ自由でありながら、社会の団結と調和、安定と秩序も常に保ってきた。人民民主は中国の社会的進歩を推し進めるプロペラであり、潤滑剤でもある」と表しました。(張)