北京
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外交部の汪文斌報道官は2日北京で開かれた定例記者会見で、ロシアのプーチン大統領が、中ロ関係について前向きな姿勢を表明したことを賞賛し、「中国とロシアは同盟国ではないが、同盟国以上に協調し、共に世界平和と発展に大きなプラスのエネルギーを注いでいる」と語りました。
報道によると11月30日、ロシアのプーチン大統領は、毎年開催される国際投資フォーラムで、「ロシアは現在のハイレベルの中ロ関係に満足しており、今後とも両国の協力をさらに推進して、より戦略的なものにしていきたいと考えている。両国関係は非常に安定しており、これは世界の安定を維持する重要な要素となっている。ロシアが一部のヨーロッパ諸国のように、米国の要求に基づいて中国との連携を縮小することはないだろう」と述べています。
これを受けて、汪報道官は「今年は『中露善隣友好協力条約』締結20周年にあたる。習近平国家主席とプーチン大統領の指導のもと、両国関係は終始、『世代を超えた友好、協力共栄』に向かって進んでいる。これは両国の発展や振興、さらに世界の発展の流れに基づく双方の決定であり、世界情勢の変動に影響されるものではない」と指摘しました。(非、鳴海)