北京
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取引情報の表示画面
四川省成都市のハイテク産業区にある四川聯合環境取引所では今、1枚の大きな電子スクリーンの画面が絶えず更新されています。20あまりの省・直轄市・自治区からの国家認証排出自主削減(CCER)プロジェクトが上場して取引をしているのです。その領域は、風力発電、水力発電、太陽光発電などをカバーしました。
四川聯合環境取引所は2016年、炭素排出権取引の試行地区以外では初めて、それまでの試行地区も含めれば全国で8番目の二酸化排出権取引機構としてスタートしました。2021年7月31日に至るまでのCCER取引の累計で、四川省市場における出来高は中国西部地区で最多です。特に2021年に入ってから、四川省の二酸化炭素排出権市場におけるCCERの取引量は前年同期比で483%増の伸びを見せました。(玉華、鈴木)